焼肉屋清掃の盲点！?
定期的なグリストラップ清掃で厨房衛生管理を万全に！

1.ロースターやダクトは清掃しているけど、グリストラップは…

美味しいお肉が焼ける匂いや音と共に、たくさんの油煙や油はねが発生する焼肉店。
油でベトベトの机や床は、昨今の若者・ファミリー層から敬遠されてしまいます。
皆様も清掃には一段と尽力していることでしょう。
ロースターやダクト、エアコン、網・鉄板、フロアの床などが、
清掃の注力ポイントであることは言うまでもありません。

一方で見逃されがちなのが、グリストラップの清掃です。
「そういえば、グリストラップ清掃までは徹底できていない。店舗ごとの状況も把握していない。」
という方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、「そもそもグリストラップとは、何なのか？」役割や構造を詳しく紹介しています。
基本的な知識のご確認にお役立てください。

2.焼肉屋のグリストラップ清掃が見逃されてしまうのはなぜ？清掃を怠るとどうなる？

2-1.店外に設置されたグリストラップの悲哀

グリストラップは大きく分けると、
厨房のシンク下に設置されるタイプと店外に埋設して設置されるタイプの2種類があります。
焼肉店では排水に含まれる油脂が多くなるため、500〜3000ℓ級の大容量グリストラップが好まれます。
そのため、店内への設置は難しく、店外の駐車場などに設置されるケースが多くあります。

夏は暑く、冬は寒い駐車場でのグリストラップ清掃は想像以上に辛いもの。
大容量のグリストラップは、深さが50㎝〜1m以上になることもあり、清掃が大変であることは言うまでもありません。
また、万が一の転落の可能性もあります。スタッフの誰もが避ける業務として、清掃が徹底されず、
ついにはグリストラップの存在自体が忘れ去られてしまうこともあるでしょう。

2-2.グリストラップ清掃を怠るリスクは大きい

清掃を怠り、グリストラップに溜まった油脂や食品残渣を放置していると、悪臭や害虫発生の元となります。
店舗はピカピカであるのに、グリストラップはギトギト。そんな状態が続けば、駐車場には悪臭が漂い、
小バエが舞い、せっかくお越しいただいたお客様を逃してしまうことになりかねません。
グリストラップは厨房設備の1つです。
衛生管理の観点からも「外にあるから清掃しない」というのは考え方を改めなければなりません。

万が一、SNSや口コミに書かれてしまえば…。昨今の傾向からもお客様が訪れた店舗だけでなく、
同じブランドを冠する全店舗に影響が及んでしまうこともあるでしょう。
最悪の場合は営業停止…そんなことが起きないようにと願っておりますが。

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3.事実、焼肉屋のグリストラップは詰まりやすい！その理由とは？

焼肉屋では、グリストラップが溢れてしまったり、排水が詰まって逆流してしまったりといった
お問い合わせが多く寄せられています。その原因は排水管の中での詰まりであることがほとんどです。

お肉から出る動物性油脂、特に牛脂は融点が40～50度と高く、冷えると固まりやすい性質を持ちます。
油がたっぷり付着した食器や網を洗った水が配管を通ってグリストラップへ。
固まった油がグリストラップ内や周辺の排水管内に少しずつ堆積し、詰まりを引き起こしてしまうのです。

4.プロによる定期的なグリストラップ清掃で、100点満点の厨房衛生管理を！

焼肉屋の大容量かつ油脂でギトギトのグリストラップの清掃を命じられたスタッフは、
笑顔で清掃に取り組めるものでしょうか。
その実状が流布してしまえば、今後のスタッフの採用や定着にも影響が及びかねません。
そこでオススメしたいのが、プロのグリストラップ清掃業者の活用です。
油脂の多い焼肉店では、1ヶ月に1回の業者によるグリストラップの徹底清掃が望ましいと言えます。

優れた業者であれば1店鋪の清掃で30分、店鋪営業に影響を与えることなく、
スピーディーかつビューティフルに作業を行います。
「餅は餅屋」と言いますが、「グリストラップ清掃こそ、専門業者に」。
全店の厨房衛生管理および清掃品質の均質化という面でも業者導入のメリットは絶大です。

こちらの記事では、グリストラップ清掃をプロ業者に頼んだ場合の清掃手順・テクニックをご紹介しています。
あわせて、ご一読ください。