お悩み・トラブル解決事例

【槽内壁面劣化診断】40年以上使用している沈殿槽は劣化してる!?

課題本当に大丈夫?何十年も使ってきた排水処理施設の槽内、気になりませんか?

この度、お客様より40年以上使ってきた排水処理施設で、数年おきに清掃は行っているが、躯体が劣化していないか心配。表面上は問題なさそうだが、内部に亀裂や劣化が起きていると、地震などの災害が起きた際に倒壊や漏水が起きてしまう。今のうちに状況だけでも知る事ができないだろうか?

このような躯体調査の相談をいただきました。

作業内容清掃しながら簡易点検も!

躯体の劣化状況は、表面がボロボロになっていると目視で把握することができますが、内部は目視で確認することができません。

そんな時は、打診等で壁面内部にクラックや腐食が起きていないか、調査することができます。

打診:打診棒で壁面を叩き、生じる音を聞き分けることで、モルタルが浮いていないか。クラック等の隙間がないか判断します。

シュミットハンマー法:シュミットハンマーという装置を使い、コンクリートに打撃を加え、返ってきた衝撃の反射の強さを図る事でコンクリートの強度を測定します。

様々な方法を用いて躯体の劣化状況を診断し、お客様へ状況報告をしました。今回は緊急性が高い劣化が見られませんでしたが、クラックと表面の浮き上がりが数か所見られた為、数年内に防食工事を計画していただくことで、すでに40年以上使用されている施設をさらに永く使える状態にする提案をさせていただきました。

当社は、定期的に槽内清掃も実施しているので、清掃時に槽内状況を目視による簡易点検することができます。普段お客様が見ることができない場所をチェックすることができるので、お客様自身ではなかなか気づけない躯体や機器の劣化をいち早く発見することができます。

「あれどうなっているのかな?」と、ちょっと疑問に思われることがありましたら、お気軽にご相談下さい。

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