お悩み・トラブル解決事例
【排水管詰まり調査・除去作業】排水管の逆流に緊急対応
急な「困った!」にもスピーディに対応! ショッピングセンターの床に原因不明の浸水が発生。夜間に緊急対応し、開店までの間に解決にしました。
課題
大型ショッピングセンターで閉店後、飲食店テナントに隣接して出店した衣料品店の床へ浸水が発生。原因がわからず、タカヤマに緊急対応のご相談が来ました。
翌朝の開店までの時間に解決することが必要と、タイムリミットがあることが大きな問題でした。
作業内容
1.つまりの位置特定・除去
排水管のつまりが浸水の原因であると推測されましたが、排水管はショッピングセンター全域の床下に広範囲に設置されており、つまりの位置の特定が大変困難でした。
そこで、排水の出口である排水槽にも作業員を配置し、水の流れ具合を確認しながら位置を特定。
排水管が長く、また傾斜が緩いため、つまっている堆積物の除去(高圧洗浄)にも手間取りましたが、10時間かけて、開店前には無事解決しました。
2.つまりの原因
排水管の傾斜不足によって、隣接の飲食店からの排水が衣料品店側へ逆流していたことがつまりの原因でした。
衣料品店のある場所は、以前は飲食店がテナントとして入っていたため、当時は排水量が多く隣接する店舗から逆流する水を押し戻していました。
しかしながら、テナントが衣料品店に変わって使用する水の量が少なくなったために流れが停滞してしまい、徐々に逆流した堆積物が付着し、浸水に至ったものと考えられます。
3.対策
今回の事例のように、ショッピングセンターや大型商業ビルにおいては、テナントの入れ替えがたびたび行わるため、排水の流量が変化する可能性があります。
また、構造上の問題による傾斜不足が原因となって排水の逆流や管の閉塞が起きる恐れがありますので、定期的なメンテナンスとテナント入居前の点検・清掃をおすすめします。