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【電子契約システム】煩雑な産業廃棄物の契約を効率化
廃棄物を排出する際は必ず締結しなければならない産業廃棄物の契約を電子に。電子契約システムによる契約締結や、そのメリットをご案内します。
課題煩雑な「産廃契約」を電子契約に
産業廃棄物を排出する排出事業者は、収集運搬や処分といった処理を許可業者に委託する際、「産業廃棄物処理委託契約」を締結することが廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下『廃掃法』)によって定められています。
この「産廃契約」は、基本的には廃棄物を排出する際は必ず締結しなければならないものであるため、排出事業者も処理業者も正しい知識をもって適切な契約締結を行うことが大切です。
契約締結というと、従来は紙による契約書を作成・製本して当事者が押印をするものですが、件数が増えれば増えるほど、当事者間における書類の発送・受取による時間のロスや、用紙や印刷代といった事務コストが積み重なっていきます。
また、近年は様々な社会情勢を受けて人々のライフスタイルが変化し、リモートワークが浸透する中で押印という行為が忌避されつつあります。
作業内容
そのような状況下において、様々な業界から注目を集めているのが「電子契約」というシステムです。
電子契約とは、契約の内容を記した電子ファイルを作成し、インターネットを通してすべての当事者が電子署名を行うことで締結する契約のシステムです。
契約は、一般的には書面を用いて行いますが、Eメールやクラウド利用した電子データによって締結することも認められています。これを民法上の「契約方式の自由」といいます。
産業廃棄物処理委託契約においても、廃掃法で決められた必須記載項目が含まれていれば契約の形態については指定していないため、電子契約を利用することは問題ありません。
電子契約サービスには様々なメリットがありますが、最も代表的なものを紹介します。
★契約締結に係る手続きを効率化できる
書面による契約では、製本した書類を当事者間で郵送し合い、それぞれの押印が確認できた時点で締結したものとみなされるため、実際に締結が完了するまで日にちがかかることがほとんどです。
急な廃棄物の発生で、すぐにでも処理をしなければならない場合等には、契約締結にかかる時間がネックとなって実際の作業が滞ることもあります。
しかしながら、電子契約は作成したデータをインターネット上で双方が確認し合い、承認するだけで締結が完了するため、早ければ一日で済むこともできます。
また、書類の発送や受取、なにより押印という「会社にいなければできない業務」がなくなるため、リモートワークが普及しつつある現代の働き方に合った方法といえます。
その他のメリットや、具体的な電子契約の方法等については、下記のフォームよりご案内資料をお申込みください。
お客様の声
タカヤマでは、2021年7月時点で約70件の電子契約を締結しています。
まだまだ普及率は高くはありませんが、実際に締結したお客様からは、次のようなコメントを頂戴しています。
「紙の契約に比べて印紙税がかからないので良いです。電子データで保存もできるので管理もしやすいと思います。
運用上の確認・管理ルール等、社内的な課題点もありますので、今後改善していきたいです。」
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