お悩み・トラブル解決事例

【槽内防食補修工事】腐食した水槽のメンテナンスも対応します

排水処理施設の腐食した水槽のメンテナンスも承ります。 建物内の見えない部分ですが放っておくと劣化が進み、防水加工の剥離面から浸水が発生したり、槽の躯体(鉄筋)へ腐食が進行など不具合が生じます。定期的なメンテナンスが必要です。 槽清掃作業・汚泥処理業者のタカヤマなら、清掃時に槽内の腐食を発見し、防水工事が必要と判断することが可能。即座に工事の提案を行い、施工まで請け負います。

課題腐食の原因

腐食の原因1 硫化水素
排水中の汚濁物質や有機物が腐敗することで硫化水素が発生し、コンクリートの硫酸腐食を引き起こします。硫化水素による腐食はコンクリートの強度を低下させ、構造物の耐久性に影響を与えます。

腐食の原因2 有機酸
コンクリートはアルカリ性であることから、硫酸以外の有機酸を原因として腐食が進行することもあります。特に嫌気化に近い状態等、有機酸が多く発生していると劣化する危険性が高くなります。

作業内容防食工事の手順

1.事前準備
作業箇所の養生を行います。特に屋内にある排水処理施設の場合は、周囲を汚損することのないように注意します。
事前準備.jpgのサムネイル画像

2.劣化部除去
水槽内を空にした後、超高圧水を用い、コンクリートのライニング材等の劣化・剥離部分をはつっていきます。薬品等を使用しないため、環境にやさしい工法です。
劣化部分除去.jpg

3.中性化試験
コンクリートはアルカリ性ですが、劣化すると中性化します。劣化部の除去後にフェノールフタレイン溶液を噴霧し、中性化した箇所のないことを確認します。
中性化試験.jpg

4.断面修復
劣化部を除去した断面に補修用のモルタルを塗装します。アルカリ性を回復させるとともに、表面の凹凸を修正していきます。
断面修復.jpg

5.防食被膜塗装
エポキシ系樹脂を表面に塗り付け、防水加工を施します。塗装は数回に渡って行います。
防食被膜塗装.jpg

6.施工完了
タカヤマでは、槽内や現場の状況に合わせ、適切な工法・手順によって工事を行います。水槽のほか、金属製ろ過装置の劣化部除去・塗装も施工可能です。施工完了.jpg

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