お悩み・トラブル解決事例
【雨水側溝清掃】見えない所の堆積物も高圧洗浄でスッキリ!梅雨入り前にトラブル防止
お悩み側溝のフタが外れない…なぜか泥が溢れてくる! 梅雨入り前にはなんとかしたい!
お客様より、「側溝のフタが所々しか外れず、中がどうなっているのか分からないが、泥などが溢れてきてしまっている」・・・とのご相談をいただきました。
作業内容溜まって固まってしまった土砂も高圧洗浄で一撃!
1.作業方法
側溝から泥などが溢れてくる原因として、側溝の中に土砂等が詰まってしまっていることが挙げられます。
側溝に溜まった土砂等は強力な水圧と水量が出せる高圧洗浄車と強力吸引車で清掃します。
今回は、一区画が長距離で側溝のフタが開かない場所が多く、土砂等が直接目視できない、直接の吸引もできない現場状況だったので、洗浄水で堆積物を押し流しながら清掃をしなければなりません。これを可能とするのが高圧ホースの先端に取り付ける特殊なノズルです。(下の写真)
2.作業手順
まずは側溝のフタが開けられる場所からノズルを入れ、高圧洗浄車の水圧でノズルの先端を奥まで進ませます。
このホース、なんと最長100mまで伸ばせます!
伸ばす距離は現場状況に合わせて判断し、調節します。この作業は職人の技量が光る瞬間です!
奥まで進んだノズルは機械の力で洗浄水を噴射しながら手前に戻ってきます。ノズルから噴射される洗浄水が土砂やゴミを手前に押し流すことで側溝内が綺麗になります。(下の写真)
そして、押し流した先では、マグナスダンパー車が待機しています。
側溝清掃は、吸引する堆積物が土砂混じりで重い汚泥であるため、吸引力の強いマグナスダンパー車による吸引が欠かせません。
また、今回は長距離の側溝だったため、除去される土砂の量が多いのではないかと予想し、マグナスダンパー車を2台、手配しました。
3.作業完了
側溝内の土砂やゴミが除去されたことを確認し、開けたフタの復旧をします。側溝回りやその周辺も清掃し、綺麗にしたら作業は完了です。
土砂は産業廃棄物として処理をするため、マニフェスト伝票を発行します。そして作業内容を写真にまとめた写真帳も後日提出し、お客様への報告とさせていただきました。
お客様の声リスクの把握と作業時の対策でスムーズに作業完了
「フタが取り外せなくて中が見えなかったのでこんなに土砂が溜まっていたとは思ってませんでした!キレイになってよかったです!」
タカヤマではリスクをあらかじめ把握し、作業時に対策をとるため、可能な限り事前に側溝の現地調査を実施できるようご案内しています。