お悩み・トラブル解決事例

【脱臭装置の脱臭剤交換】粉塵の飛散対策も徹底!

課題脱臭剤、いつ取り換えるべき?

今回は、とあるオフィスビルの地下にある厨房排水・中水処理施設で年に1度行っている定期作業の事例を取り上げながら、脱臭装置の脱臭剤交換をご紹介いたします。

脱臭剤の交換は頻繁に行う作業ではありませんが、定期的に行うことで、脱臭機能の低下などを防ぐことができます。

作業内容脱臭剤の注文・搬入から交換作業まですべてお任せ!

【脱臭剤の手配】

今回の現場では3種類の活性炭を脱臭剤として使用します。当社ではお客様のご希望に合わせて、脱臭剤の手配から納品までお任せいただけます。今回はお客様からの指定があり、お客様にて脱臭剤の手配をしていただき、当社で荷受け・現場納品をいたしました。

今回使用する脱臭剤の量は6,000リットル!!

数量が多い為、荷受けした商品を前日に現場へ納品いたしました。納品から交換作業当日も使用する通路は、色々な方も利用される通路になるので、汚したり、傷つけたりしないよう、しっかりと運搬経路を把握し、丁寧に養生を行っていきます。

【朝礼・危険予知ミーティング】

作業当日の朝、作業員全員が集合し、朝礼を行います。この朝礼は作業中に予測される危険とそれらへの対応を全員で確認する「危険予知ミーティング」です。このミーティングは全ての作業を安全に完了するためにとても重要です。また、夏の時期は施設内の地下階でも気温・湿度が高く、熱中症になりやすいため、こまめに休憩を取り、作業員同士が声かけを心掛けるようにしています。

【作業開始】

1.養生シートで粉塵の飛散防止

今回の脱臭剤は活性炭を用いているため、何も対策をせずに作業を行うと、それらの細かい粒子が飛散してしまい、周りが粉塵だらけになってしまいます。これを防ぐために、作業を行う場所全体をビニール製の養生シートで覆います。そうすることで粉塵の飛散を防ぐことができ、お客様の施設を少しでも綺麗に保ちながら作業を行うことができます。

         

2.脱臭剤の取り出し

脱臭装置には開口部がふたつあります。側面の開口部は脱臭剤の取り出し口、上面の開口部は脱臭剤の取り込み口です。まず側面の開口部を開け、ドラム缶に脱臭剤を流し入れるようにして、取り出します。

         

装置内の脱臭剤が開口部よりも下がったら装置内に作業員が入り、中からスコップで脱臭剤をかき出します。

        

そうして、装置内の脱臭剤を全て回収します。

          

3.脱臭剤の交換

装置内が空になったら、新しい脱臭剤を充填します。まずは、取り出しで使用した開口部を閉め、上部の充填用開口部を開けます。充填用開口部から脱臭剤を投入する際、作業する場所が高所になるので、作業員の転落や持ち上げた脱臭剤の落下防止などの安全対策を行いながら、充填作業を行います。脱臭剤をすべて投入し終わったあと、開口部をしっかり締め、脱臭剤の漏れなどが無い事を確認して作業完了です。

4. ドラム缶の搬入

今回の作業では回収した脱臭剤をドラム缶に入れて、当社の中間処理施設であるエコジョイン北関東まで運び、処理いたします。施設の状況によってはドラム缶ではなく、コンテナ・吸引車で直接吸引等、様々な条件にあった搬出方法をご提案しています。

ドラム缶は金属製のため、どうしても経年劣化してしまいます。その劣化に気づかずに使用してしまうと中身が漏れ出てしまうトラブルが起こりかねません。そこで当社では使用前に目視でドラム缶の状態を確認し、点検日付のシールをドラム缶に貼って表示し、いつ点検し、問題ないことを共有するという対策を取っています。

         

5.作業完了後の掃除

養生シートで覆い、粉塵がなるべく飛散しないようにしていても、100%は防げません。なので、作業後の現状復帰はもちろん、モップがけや掃き掃除などをして綺麗な状態で作業を終えるように心がけています。

お客様の声安全性も作業クオリティも高く!

年に一回の定期作業として依頼していますが、作業後の状態が毎回綺麗でうれしいです!また、今回も事故なく安全に行っていただき、ありがとうございました!

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