お悩み・トラブル解決事例
【除害施設 維持管理】排水の適切な管理をお手伝い
公共施設において、除害施設の各種清掃作業と排水の水質管理、そして施設機器の維持管理を行っています。 汚泥処理だけでなく、関連する除害施設の維持管理も請負いました。 定期的に施設の清掃・水質検査・電気系統のチェック等を実施。お客様の施設全体を守るため、常に最適なサポートに努めます。
お悩み大量の排水が出て水質が安定しにくい
ある公共施設を運営するお客様から「施設内に食堂や宿舎があり、大量の排水が出て水質が安定しにくいので、専門的知識のあるタカヤマに定期的な除害施設の維持管理をお願いしたい」とお問合せをいただきました。
除害施設とは、建物の排水を活性汚泥処理やろ過等によって浄化し、下水に放流するための設備です。
排水中の汚濁物質を除去し、下水道法によって定められている水質基準に適合させる役割を持っています。
除害施設が機能しなくなると、十分な排水処理ができず水質基準を満たせなくなってしまうため、各設備や機器の適切な維持管理が必要です。
作業内容施設の清掃・水質検査・電気系統のチェック等を実施
1.施設の清掃
今回の公共施設では、毎週2回、2名のスタッフを派遣し、施設内の計量槽やし渣カゴを点検します。
この時、排水に含まれるごみや汚泥などで汚れている機器があれば隅々まで清掃し、放流水の水質を適切に保つようにします。
2.水質検査
放流水のサンプルを採取し、pH(水素イオン濃度)・温度・透視度・残留塩素・DO・MLSS・SVといった項目を測定。異常がないことを確かめます。
また、pH計の電極など、付帯する機器の校正も合わせて実施します。
しっかりした検査をすることで、放流基準への不適合を防ぐほか、悪臭や害虫の予防対策も図ります。
3.各種機器や制御盤などの動作確認
次に、水中ポンプのフロートスイッチや電動弁が正常に動いているか確認していきます。
電気系統に異常があると除害施設全体のトラブルに発展する恐れもあるため、各機器の絶縁抵抗の測定や制御盤の動作確認を必ず実施し、正常な運転を維持します。
4.報告書の作成・提出
点検終了後、点検結果やその他の所見を報告書に記入し、お客様に提出します。
水中ポンプなどの周辺機器に不具合や劣化が見られる場合は、交換のご提案を行い、速やかにお見積をご提示します。
除害施設だけでなく、お客様の施設全体を守るため、常に最適なサポートに努めます。
お客様の声
除害施設の管理と、汚泥処理もまとめて対応していただき良かったです。