お悩み・トラブル解決事例
タカヤマで一括!浄化槽の点検・管理・清掃だけではなく入替工事もお任せください。
課題その浄化槽、何年目?
浄化槽の一般的な耐用年数は必要な保守点検・修理を行ったうえで、およそ30年と言われています。
浄化槽はきちんと管理、修繕を行っていないと性能が落ちて排水不良が起こり、汚水が周辺に流出してしまう原因になります。
そして今回は浄化槽の入替工事について実際の例を取り上げながらご紹介します。
また、今回のお客様は槽の設置から30年以上経ち、不具合が多々生じているのでその都度発生してしまう修繕費用に悩まされていました。
作業内容浄化槽の全てをタカヤマで一括!
お客様の費用に関するお悩みをお聞きし、毎回の修繕費の負担を考え、長い目で見たときに費用を抑えられる槽の交換をご提案させていただきました。
1.現場調査
今回の浄化槽は地面に埋まっているものでしたので、まずはボーリング調査を行い、地質を調べて地盤の強度を把握しておくことが必要です。
また、掘り進めていくと水が出てくる場合があります。
そのため孔内水位なども把握しておくことや、性質を調べる必要があります。
2.浄化槽取り出し
今回浄化槽が埋まっている場所はボーリング調査の結果、掘り進めるうちに水が出てくることや地質が砂に近いことが分かりました。
そのため、浄化槽を埋める予定である場所の周りを山留材で杭打ちし、周りの地盤が崩れていかないように囲い、それから掘削作業を行います。
この施工をシートパイル工法と言います。
囲うことで掘った穴の周りの土が流れ崩れてくるのを防止します。
今回の作業は地上から3.5mの深さまで掘りました。
また、掘削した際に出た土砂は保管しておきます。
3.土台の設置
浄化槽を設置する前に、浄化槽を支える土台を設置します。
今回はコンクリート素材のものを使用しました。
この土台は浄化槽が沈まずに水平を保つために必要です。また、浄化槽を設置した後、この写真に写っているように黒いバンドで槽が浮かんでこないように土台に浄化槽を括り付けます。
浄化槽を設置し終えたら保管しておいた土砂を散水しながら水締めして投入していきます。
その際に転圧機で土砂の粒子同士の接触を密にして密度を高めることで締め固めます。
枡も新しいものに交換いたします。
最後に上部のスラブコンクリート打ちを行います。
このコンクリート打設工事は非常に重要です。
新しいうちは問題ありませんが、年数が経過するにつれ浄化槽本体が柔らかく且つ薄くなってきて、この工程をせずに土のままだと槽内に落下する恐れがあります。
そのため、この工程打設工事は維持管理する担当者の安全面も考慮した施工となります。
今回の工事は1ヵ月程度で完了いたします。
浄化槽入替工事中はお手洗いの水を止める必要がありますが、新しい浄化槽を古い浄化槽とは別の場所に設置し、設置完了まで古い浄化槽を解体せずに機能させておくことでお手洗いの水を止めることなく工事を行うこともできます。
お客様のご要望に合わせて対応可能です。
また、今回の作業も周辺の安全にも注意し事故なく終えることができました。
施工期間が1ヶ月と長いため、周辺住民の皆様への配慮もしっかり行います。
お客様の声
「槽の定期清掃をお願いしていますが、いつもお願いしているところで出来たことでスムーズに進めることができましたし、何より安心して任せることができました。」