お悩み・トラブル解決事例
【脱水汚泥収集運搬】吸引以外の方法で汚泥を回収
タカヤマでは、脱水汚泥の収集処分も行っております。
課題
化粧品や食品等の清掃工場や、廃棄物処理施設や下水処理場等の事業場では、排水処理施設に脱水機を設置し、余剰汚泥を脱水していることがあります。
余剰汚泥をそのまま排出するのではなく、脱水して減容化することでコストダウンを図るねらいがありますが、固形状の脱水汚泥は吸引車輌では回収できないため、異なる方法で処理する必要があります。
作業内容
タカヤマでは、脱水汚泥の運搬は主に【アームロール車】か【パワーゲート車】を使用して対応します。
1.アームロール車による脱水汚泥回収
まず、脱水機の真下にコンテナを設置し、その中に脱水汚泥を溜めていきます。
ある程度汚泥が溜まったら、アームロール車を手配し、空のコンテナと入れ替えて汚泥を回収します。
コンテナは大きく、また回収作業時も周辺を広く使用するため、敷地が広い現場に限られますが、一度に4?6t程度まで汚泥を回収できるため、作業頻度を減らすことができる方法です。
2.パワーゲート車による脱水汚泥回収
パワーゲート車を使用する場合は、汚泥用のドラム缶やカートを複数個用意します。
お客様には容器内に脱水汚泥を溜めていただき、すべての容器がいっぱいになったら車輌を手配して回収します。
回収時は専用のリフター等を使用。万が一容器が横転し、汚泥が漏洩してしまうことのないように、厳重に注意しながら作業を行います。
アームロール車に比べ、一度に回収できる汚泥の量は2?3tと少量ですが、狭い現場でも適用できる方法です。
また、同様の車輌を使い、脱水汚泥だけでなく工場等で出る廃棄製品の収集運搬・処分等も承っています。